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9月19日(土)18:00~19:30
植物イメージングに欠かせない知識と技術 2

【世話人】
村田隆(神奈川工科大・応用バイオ):murata@bio.kanagawa-it.ac.jp
佐藤良勝(名大・WPI-ITbM):sato.yoshikatsu@i.mbox.nagoya-u.ac.jp
【内容】
最近の蛍光イメージング技術の進歩は著しい。GFPをはじめとする蛍光タンパク質による蛍光ライブイメージングが普及し、透明化技術が開発されて組織を丸ごと観察することも可能になった。イメージング装置に目を向けても、高度化した顕微鏡技術が矢継ぎ早に報告されている。しかしながら、これからイメージング研究をはじめようとする研究者や学生にとっては、新しい技術の使いこなしは難しく、急速な技術の高度化により従来の知識とのギャップが広がっているのが現状ではないだろうか?従来のイメージング集会は、ユーザーが新しい技術を使いこなす時の問題点の共有が充分ではなかったように思われる。この関連集会では、顕微鏡を使うときに役立つ知識と陥りやすい落とし穴を、演者らの実体験に基づいて紹介する。また、本年度は蛍光顕微鏡観察に加え、顕微鏡観察の基本である透過光観察の方法についても議論する。オンラインミーティング形式で双方向性のコミュニケーションを目指す。
1.「透過光観察を成功させるコツ」 村田隆(神奈川工科大・応用バイオ)
2.「蛍光観察―蛍光分子の光特性を活かすー」 佐藤良勝(名大・WPI-ITbM)
3. 総合討論

9月19日(土)18:00~20:00
第4回数理モデル勉強会

【世話人】
米倉崇晃(奈良先端科学技術大学院大学)yonekura.takaaki@bs.naist.jp
藤田浩徳(アストロバイオロジーセンター、基礎生物学研究所)hfujita@nibb.ac.jp
杉山宗隆(東京大学)sugiyama@ns.bg.s.u-tokyo.ac.jp
【内容】

本勉強会は,植物科学において数理モデルに関心のある研究者や学生が,ウェットかドライか,初心者か経験者かに関係なく一堂に集い,情報交換および親睦を深めることを目的としています.また本勉強会を通して,この研究分野のコミュニティーを構築することも目指しており,植物学会・植物生理学会の関連集会として継続的に開催しています.第4回の今回は,簡単な数理モデルのプログラミング・シミュレーションの講習会とし,Wolfram Programming Lab (Mathematica を無料で使えるオンライン言語環境)を用いて,反応拡散モデルのコードを実際に書き,動かしてみるところまで行う予定です.興味のある方は,ぜひお気軽にご参加下さい.


9月19日(土)18:00~20:00
スペース・モス 関連集会

【世話人】
藤田知道(北海道大学):tfujita@sci.hokudai.ac.jp
【内容】
植物は成長や形を周りの環境に合わせ柔軟に対応し生きることができます。また植物は人類や地上の生物にとってかけがえのない存在です。今後人類が地球上で、またさらには月や火星などの宇宙環境で活動を続けるためにも植物は重要です。  本関連集会は、JAXAとの共同研究により国際宇宙ステーションでの宇宙実験を実施または計画している4チーム(*)による情報交換会です。得られる研究成果は植物の可塑性に関する新しい知見を提供し、また宇宙農業への展開が期待できます。どなたでもご興味ある方の参加を歓迎いたします。
(*)2015年度 JAXAフィジビリティスタディ、2019-2020年 宇宙実験実施 ①宇宙におけるコケ植物の環境応答と宇宙利用(スペース・モス)[代表、藤田 知道] 2018年度 JAXAフィジビリティスタディ: ②宇宙微小重力・高放射線環境ストレスに対する植物の応答解析[代表、日出間 純] ③食糧作物成長の重力応答解析と宇宙植物工場への応用 [代表、北宅 善昭] 2019年度 JAXAフィジビリティスタディ: ④宇宙環境が植物の細胞分裂に与える影響の解明 [代表、玉置大介]
18:00-18:35 宇宙におけるコケ植物の環境応答と宇宙利用(スペース・モス)
藤田知道(北海道大学) 「スペース・モス宇宙実験のこれまでの経過概要」
半場祐子(京都工芸繊維大学)「微小重力がヒメツリガネゴケの光合成・成長に与える影響〜国際宇宙ステーションを用いた実験の結果から〜」
蒲池浩之・小野田雄介(富山大学・京都大学)「微小重力環境で生育したヒメツリガネゴケの機械的特性」
日渡祐二・逵ローレンスかおる(宮城大学)「軌道上での細胞観察;準備とISS顕微鏡操作」

18:35-19:00 宇宙微小重力・高放射線環境ストレスに対する植物の応答解析
日出間 純(東北大学)「FS宇宙実験の目的、準備状況、そしてポストISSにおける宇宙植物科学研究」

19:00-19:25 食糧作物成長の重力応答解析と宇宙植物工場への応用
北宅 善昭(大阪府立大学)「閉鎖生態系生命維持システム構築を目指したISS内食糧作物栽培の実証および微小重力影響評価」

19:25-19:50 宇宙環境が植物の細胞分裂に与える影響の解明
玉置 大介(富山大学)「宇宙実験の計画内容および準備状況の報告」

19:50-20:00 まとめ
進行係: 久米篤(九州大学)、唐原一郎(富山大学)