シンポジウム

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「陸上植物起源研究の最後のフロンティア、ツノゴケの生物学」

オーガナイザー
嶋村正樹(広島大)、西山智明(金沢大)、榊原恵子(立教大)

ツノゴケ類は単純な葉状体制の配偶体上に、基部に分裂組織を持つツノ状の胞子体を形成するという独特の形態を持つ。また、細胞内に1−2個しか存在しない葉緑体はピレノイドによる炭素濃縮機構を持つ、さらに配偶体組織に窒素固定を行うシアノバクテリアが共生するなど、コケ植物としても例外的な性質を多く持つ。本シンポジウムでは、ツノゴケ類の分類、系統、形態、生理、細胞生物学的特徴等について総合的に概観し、最近公表されたゲノム情報を基盤とする新たな研究の展開を紹介する。

ツノゴケの細胞生物学
嶋村正樹(広島大学・統合生命科学研究科)
ツノゴケゲノムの特徴
西山智明(金沢大学・学際科学実験センター)
ツノゴケの組織発生
小藤累美子(金沢大学・理工学域)
ツノゴケの特異性をもたらす遺伝子基盤
榊原恵子(立教大学・理学部)
ツノゴケの分類
長谷川二郎(服部植物研究所)