関連集会
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9月6日(水) 12:30〜18:30 北海道大学 理学部 5号館
日本植物形態学会第 35 回大会
- 【スケジュール】
- 12:30-13:15 総会
- 13:30-15:00 講演会(演者未定)
- 15:00-16:00 ポスターフラッシュ
- 16:00-18:30 ポスター発表/ポスター賞表彰 *時刻については若干の変更の可能性があります。
- 【世話人】
- 長里千香子(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター)
- 詳細は日本植物形態学会のHPを御覧ください。
9月7日(木) 18:30〜20:30 B会場
スペース・モス
- 【世話人】
- 藤田 知道(北海道大学)
- 久米 篤(九州大学)
- 【内容】
- 本関連集会は、JAXAとの共同研究により国際宇宙ステーション(ISS)での宇宙実験を実施または計画している研究グループを中心とした情報交換会です。宇宙という極限環境で植物はどのように育つのでしょうか。またISSや小型衛星等を使ってどのような研究や成果創出が可能でしょうか。今後月や火星を目指した有人活動のために植物はどのように共存できるでしょうか。これらの研究から得られる成果は植物の環境適応に関する新しい知見を提供し、また宇宙農業への展開が期待できます。ご興味ある方はご自由にご参加ください。
- 1.藤田知道(北海道大学・大学院理学研究院)
- 「ヒメツリガネゴケを用いたISS与圧部実験と曝露部実験」
- 2.蒲池浩之(富山大学・学術研究部)
- 「宇宙実験から見えてきたコケ植物ヒメツリガネゴケの重力への適応戦略」
- 3.半場祐子・前田彩友子・﨑本龍・中澤誠(京都工芸繊維大学・応用生物学系)
- 「ヒメツリガネゴケにおける光合成・形態の環境応答 −CDK変異体および乾燥・高CO2実験」
- 4. 玉置大介 (富山大学・学術研究部)
- 「Plant Cell Division 宇宙実験の準備状況の報告」
- 5.藤井伸治1・卯博源1・曽我康一2(1東北大学・大学院生命科学研究科、2大阪公立大学・大学院理学研究科)
- 「シロイヌナズナの力学的特性の重力応答性におけるMYB52の役割」
- 6.日出間純(東北大学・大学院生命科学研究科)
- 「宇宙実験Plant UV-Bの準備状況、ならびにBioCubeプロジェクトの進捗状況」
- 7.北宅善昭(大阪公立大学・研究推進機)
- 「低重力下での植物体および根圏培地の水分動態」
9月7日(木) 18:30〜20:30 C会場
植物イメージングに欠かせない知識と技術5
- 【世話人】
- 佐藤良勝(名大・ITbM)
- 村田隆(神奈川工科大・応用バイオ)
- 【内容】
- 蛍光イメージング技術の進歩により、蛍光タンパク質による蛍光ライブイメージングや、透明化技術による組織丸ごとの観察、超解像技術による高解像度の画像撮影が身近になりました。共焦点顕微鏡をはじめとする蛍光イメージング装置は、画像を撮影するだけでなく、標識分子の局在を定量的に測定するための装置になっています。一方、これからイメージング研究をはじめようとする研究者や学生にとっては、高度化したイメージング技術は敷居が高いのが現状です。この関連集会では、顕微鏡を使うときに役立つ基礎知識から、陥りやすい落とし穴、最新のイメージング技術まで、演者らの実体験に基づいて紹介します。今年は札幌開催ですので、世話人に加え、北大のニコンイメージングセンターで顕微鏡ユーザーのサポートに長年携わってきた小林さんに話題提供いただきます。
- 1.村田 隆(神奈川工科大・応用バイオ)
- 「共焦点顕微鏡で3D画像を撮るときに注意すること」
- 2.佐藤 良勝(名大・ITbM)
- 「使用している検出器のスペックを知ろう」
- 3.小林健太郎(北大・電子研・ニコンイメージングセンター)
- 「光学顕微鏡施設での、植物サンプルの観察動向に関して」
9月7日(木) 18:30〜20:30 A会場
日本シダ学会・集会
- 【世話人】
- 村上哲明 (東京都立大学牧野標本館)
- 【内容】
- この関連集会は、日本植物学会の年次大会期間中に毎年開催されている日本シダ学会主催のミニシンポジウムです。会員以外の方でも、植物学会の大会参加者なら自由に参加して頂けます。また、研究対象もシダ植物のみに限定していません。今年のテーマは、「植物の形態進化」です。維管束植物は、陸上環境に適応する過程で葉・茎・根の基本器官を発達させ、それらの器官の出現と多様化が維管束植物の繁栄に大きく関わっています。一人目の講演者の伊藤さんには、小葉類ヒカゲノカズラの根について、発生位置、光合成能力、細胞増殖機構の観点から他の維管束植物との相同性や進化に関する考察を紹介いただきます。小葉類は、維管束植物群で最も初期に根の祖先器官を獲得したグループではありますが、これまで被子植物に比べほとんど研究がされていませんでした。二人目の講演者の片山さんには、被子植物の中でも非常に特殊な形態を獲得した水生植物であるカワゴケソウ科やウキクサ類の形態特殊化の鍵となる分子進化の共通性について紹介いただきます。形態特殊化に関わる分子進化メカニズムの解明は、維管束植物の器官の多様化メカニズムの理解に大きく貢献することが期待されます。
- 1.伊藤 雄氣 (大阪公立大・植物園)
- 「小葉類ヒカゲノカズラの根の特徴が示す小葉類の地下器官の進化」
- 2.片山 なつ (千葉大・院・理)
- 「水生植物における突然変異率上昇と制約緩和」
9月7日(木) 18:30〜20:30 I会場
第18回日本原形質連絡勉強会
- 【世話人】
- 藤本祐司 (立教大学)
- 野田口理孝 (名古屋大学)
- 【内容】
- 植物の原形質連絡(プラズモデスマータ)を介した物質・シグナル移行メカニズムについて、演者からの話題提供を中心に議論を深める。
- 1.濱田隆宏氏 (岡山理科大学)
- 「植物の小分子RNA輸送機構の解析」
- 2.村田裕介氏 (東京大学)
- 「フロリゲン動態制御機構の解析」
*演題はいずれも暫定的なものです