お知らせ

ホーム > 会員向け情報 > お知らせ > お知らせ > 2005年度JPR論文賞受賞者

2005年度JPR論文賞受賞者

[お知らせ]  2005年9月20日

今年度のJPR論文賞が以下の4編に決まりました.

JPR Best Paper Awards

Seishiro Aoki, Koichi Uehara, Masao Imafuku, Mitsuyasu Hasebe, Motomi Ito (2004)
Phylogeny and divergence of basal angiosperms inferred from APETALA3- and PISTILLATA-like MADS-box genes.
J Plant Res 117 (3): 229-44.

Osamu Ueno and Masataka Wakayama (2004)
Cellular expression of C3 and C4 photosynthetic enzymes in the amphibious sedge Eleocharis retroflexa ssp. chaetaria.
J Plant Res 117 (6): 433-41.


JPR Most-Cited Paper Awards

Sheng-You Lu, Kuo-Hsiang Hong, Show-Ling Liu, Yu-Pin Cheng, Wen-Luan Wu, Tzen-Yuh Chiang (2002)
Genetic variation and population differentiation of Michelia formosana (Magnoliaceae) based on cpDNA variation and RAPD fingerprints: relevance to post-Pleistocene recolonization.
J Plant Res 115:203-216.

Trevor R Hodkinson, Mark W Chase, M Dolores Lledo, Nicolas Salamin, Stephan A Renvoize (2002)
Phylogenetics of Miscanthus, Saccharum and related genera (Saccharinae, Andropogoneae, Poaceae) based on DNA sequence from trnLF intergenic spacers.
J Plant Res 115: 381-392.


 JPR論文賞は植物学会賞の一つと位置づけられている賞で,他の植物学会賞同様,その年度の大会で学会長より賞状と副賞が授与されます.しかし,その選考方法は他の賞とは異なり,明文化された選考規定のようなものはなく,慣例により編集実行委員会が選考を行ってきました.2005年度のJPR賞の選考にあたっても,慣例に倣って,以下の方法で選考作業を進めました.

 JPR Best Paper Awardについては,5名の編集実行委員と36名の編集委員(合計41名)が前年度(2004年)に出版された論文の中より優れた論文二編を投票により推薦する方法を踏襲しました.その際,現編集長の関係する論文は受賞対象外としました.投票による得票数の高い数編の論文の中より,編集実行委員の合議により最も優れた論文を選びました。結果的には、投票の得票数が最も多い二編の論文が選ばれました.いずれも独創的で質の高い研究成果が評価されました.

 JPR Most Cited Paper Award は引用回数に基づいて選考する賞として,昨年より設けられたものです.この賞についても昨年度の選考方法を踏襲しました.すなわち,3年前(2002年)に出版された論文の中より,その後二年間(2003〜2004年)の間に最もよく引用された論文をISIのデータベースを基に選びました.また,その際,引用者が著者のグループに偏っていないことも吟味しました.その結果,上記二編の論文が,特に被引用度の高い論文として選ばれました.両受賞論文は共に海外の研究グループによるものでした.これは本誌の国際化を象徴する喜ばしい結果です.

 以上の選考結果は,2005年7月2日に開かれた理事会にて和田学会長に報告し承認され,正式にJRP論文賞受賞論文に決定しました.受賞論文の著者には,9月22日開催の植物学会大会の受賞式にて学会長より賞状と副賞(盾)が授与されます. 
JPR論文賞は,次年度も同様の方法で選考が進められることと思われます.Best Paper とMost Cited Paperの両カテゴリーの賞を併せますと,少なくとも毎年2編の受賞論文が期待されます.これは,JPRの1年間の掲載論文数が60編であることを考えますと,少なくない数です.会員の皆様方,特に若い研究者の皆様方には,これはという研究成果を是非JPRへご投稿くださるよう,この紙面を借りてご案内申し上げます.

JPR編集長 西谷和彦


« お知らせのトップへ戻る