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2006年度JPR論文賞受賞者

[お知らせ]  2006年11月27日

 今年のJPR論文賞は下記の三論文に決まりました.受賞者の皆様方,おめでとうございます.

JPR Best Paper Award 2006 受賞論文
Madoka Ayano, Ryoko Imaichi and Masahiro Kato (2005) Developmental morphology of the Asian one-leaf plant, Monophyllaea glabra (Gesneriaceae) with emphasis on inflorescence morphology. JPR 118: 99-109
 日本女子大学の綾野まどか氏, 今市涼子氏, 並びに東京大学の加藤雅啓氏による本論文は,大型化した子葉の基部に花序を生じるモノフィレア属のMonophyllaea glabra個体発生過程を詳細に解剖したものである.その結果から,本属の花序は,祖先群がもつ「茎に対生する異形葉それぞれが花序を腋生する,1本のシュート」の短縮によって進化したことが示唆された.

JPR Best Paper Award 2006 受賞論文
Toshimitsu Ikushima and Teruo Shimmen (2005) Mechano-sensitive orientation of cortical microtubules during gravitropism in azuki bean epicotyls. JPR 118: 19-26
 兵庫県立大学の生嶋利充氏と新免輝男氏による本論文は,アズキ上胚軸の重力屈性における表層微小管の配向変化を解析したものである.この解析により表層微小管の配向は重力そのものではなく, 上胚軸の屈曲によって生じる機械的なストレスによって制御されていること, それにはstretch-activated ion channelが関与している可能性があること,が示唆された.

JPR Most-Cited Paper Award 2006 受賞論文
Thomas Schmülling, Tomáš Werner, Michael Riefler, Eva Krupková and Isabel Bartrina y Manns (2003) Structure and function of cytokinin oxidase/dehydrogenase genes of maize, rice, Arabidopsis and other species. JPR 116: 241-252
 本論文はベルリン自由大学のSchmülling氏を初めとする5名の著者によるJPR Symposiumである.サイトカイニンの側鎖を酸化的に分解する酵素,サイトカイニンオキシダーゼ/デヒドロゲナーゼ(CKX)の遺伝子ファミリーについての様々な視点から酵素特定を論じた包括的な総説である.2003年に出版されたJPRの論文の中で,最も多く引用され,当該分野の研究に大きく影響を与えた.


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