【学術集会】プラズマバイオコンソーシアム主催 プラズマ種子科学研究会
[学術集会] 2023年1月 6日
自然科学研究機構 新分野創成センター プラズマバイオコンソーシアム主催
プラズマ種子科学研究会
共催:名古屋大学低温プラズマ科学研究センター
名古屋大学農学国際教育研究センター
九州大学プラズマナノ界面工学センター
東北大学非平衡プラズマ学際研究センター
日時:2023年2月23日(木)午後~24日(金)午前
形式:日本語, 参加費:無料 一般申込み受付可
会場:名古屋大学東山キャンパス IB電子情報館 大講義室
名古屋市営地下鉄東山線 「名古屋大学」駅下車 出口3番でてすぐ
以下のリンクより,参加の申込をお願いいたします
関連URL:https://www.plasma.nagoya-u.ac.jp/news/notice/223-24.html
開催趣旨:
プラズマ照射した種子の発芽や植物の成長の促進が、農業の新しい技術として注目されています.種子は主要な農作物であり、食料をはじめ、医療、資源・エネルギーの多くの分野で利用され、農業生産においては種子が鍵を握っているといっても過言ではありません.作物育種のみならず,地球規模の環境変動は、植物の環境ストレス耐性を逸脱し,環境の温度、栄養レベル、光の状態を感知し、休眠状態から発芽のタイミングを決定する機構に少なからず影響を与えています.しかしながら,低温プラズマ照射は短寿命な活性種の応用は,休眠打破などに作用が認められることによって作物栽培などに有用な結果が見出されています.そのため,本研究集会では、両分野に共通する活性種に焦点を当て、植物科学・低温プラズマ科学の2つの分野に共通する専門家をお呼びして討論できる機会を設けます.多くの皆様のご参加をお待ちしております.
プログラム(案) すべての講演が招待講演となります.
2023年2月23日(木・祝)(講演時間には質疑10分目安を含みます)
13:45(15分) 開会の辞 古閑一憲(九州大学)
14:00(60分)「硝酸イオンによる種子発芽調節」南原英司(トロント大学)
15:00(45分)「プラズマ活性水による種子休眠打破と種子発芽制御」中林一美(ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校)
15:45 休憩(15分)
16:00(30分)「種子へのプラズマ照射量の定量解析最前線」奥村賢直1、古閑一憲1,2、白谷正治1(1九州大学,2自然科学研究機構)
16:30(30分)「植物栄養学」玉井鉄宗(龍谷大学農学部資源生物科学部)
17:00(30分)「プラズマと膜輸送」魚住信之(東北大学工学研究科バイオ工学専攻)
17:30~ 意見交換会
2023年2月24日(金)(講演20分質疑10分目安)
9:00(30分)「プラズマと作物生産」石橋勇志(九州大学)
9:30(30分)「プラズマ照射による植物細胞への生体高分子導入及び農業への応用」柳川由紀(千葉大学園芸学研究院 / 理研 環境資源科学研究センター)
10:00(30分)「作物の生理形態特性からみるプラズマ照射後の環境ストレス応答」仲田麻奈(名古屋大学)
10:30 休憩(15分)
10:45(30分)「ゼニゴケをモデルとした植物における活性種の役割と低温プラズマの作用機構の解析」坪山祥子・朽津和幸(東京理科大学理工学研究科応用生物科学専攻)
11:15(30分)「作物育成における低温プラズマ処理の収穫への効果」橋爪博司(名古屋大学低温プラズマ科学研究センター)
11:45(15分) 閉会の辞 古閑一憲(九州大学)
12:00 会場終了
見学会(時間は目安,詳細変更の可能性あり)
13:00~ 見学会 名大 低温プラズマ科学研究センター
14:00~ 見学会 谷口光隆研究室,柴田貴広研究室 農学部A館(電顕設備,LC-MS)
名大 全学技術センター 農学部B館(共通MS)