【学術集会】「再生可能エネルギー事業における中間支援と認証制度」に関するワークショップ
2023年10月 6日
みなさま
ニッセイ財団・環境問題研究助成事務局より、表記のワークショップのお知らせが届きました。
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気候変動や資源枯渇といった持続可能性にかかわる問題意識を背景に、脱炭素に向けた動きが加速しています。一方で、再生可能エネルギー導入の意義のひとつとしてあげられてきた「地域自立への貢献」という側面についての課題も指摘されています。再生可能エネルギーは地域での受容性が普及の鍵になりますが、リスクのみが注目されるような例も少なくなく、条例も含めた規制的対応が増えた結果、再生可能エネルギーの導入量は伸び悩んでおり、脱炭素の実現が危ぶまれる状況にもあります。
ニッセイ財団の学際的総合研究助成を受けた当研究会では、こうした状況を踏まえ、本ワークショップにて、地域課題の解決や持続的発展につながるように再生可能エネルギー事業のあり方を再定義し、自然保護も含めた多様な波及効果を通じて立地地域に資する条件を示します。また、これを促す中間支援のあり方や、認証の仕組みを活用し、市場の仕組みを通じて問題解決に結びつける方策を提言します。
【タイトル】
「再生可能エネルギー事業における中間支援と認証制度」
【開催日時】
2023年11月25日(木)13:00~16:30
【開催形式・定員】
ハイブリッド開催(Zoomウェビナー&オンサイト(一橋講堂)
【主催】
公益財団法人日本生命財団
「立地地域に資する再生可能エネルギー事業を実現する社会的仕組み」研究会
【開催形式・定員】
オンライン150名・オンサイト60名 (先着順:申込〆切11月20日(月))
【参加費】
無料(事前申込制)
【詳細】
https://www.nihonseimei-zaidan.or.jp/test/kankyo/pdf/2023_work.pdf
【参加申込】
参加ご希望の方は、以下のリンクより申し込みサイトにアクセスし、必要事項をご記入ください。
後日、事務局より参加方法の案内を送付いたします。
URL:https://forms.gle/RQujtBcgGMmuTw7N7
【お問合せ】
名古屋大学大学院環境学研究課 本巣 芽美
Mail :motosu.memi.u8@f.mail.nagoya-u.ac.jp
【プログラム】
<オープニング>
開催挨拶 日本生命財団 理事長 林 武史
趣旨説明 名古屋大学大学院環境学研究科・教授 丸山康司
<第1部 よい再エネを定義する> 13:15-14:00
「再エネの地域経済効果を高める方法」
一橋大学経済学研究科・准教授 山下英俊
「地域社会とのシナジーを生む再エネ」
早稲田大学文学学術院・教授 西城戸誠
「生物多様性に貢献する太陽光・風力」
ISEP・主任研究員 山下紀明
<第2部 よい再エネを進める仕組み> 14:00-15:15
「ドイツの中間支援組織」
ISEP・研究員 古屋将太
「風力発電におけるリスクコミュケーションとその仲介」
名古屋大学大学院環境学研究科・博士課程 平春来里
「国際資源管理認証を利用した主体間ネットワーク」
鳥取大学地域学部・准教授 大元鈴子
「ドイツのフェアウィンド認証」
名古屋大学大学院環境学研究科・博士課程 Christian Doedt
「地域と調和した太陽光発電事業に関する条例と認証」
千葉商科大学基盤教育機構・准教授 田中信一郎
<総合討論>
コメンテーター (一社)ローカルグッド創成支援機構・事務局長 稲垣憲治
パワーシフトキャンペーン・事務局長 吉田明子
環境省大臣官房地域政策課・政策企画官 三田裕信
閉会挨拶 名古屋大学大学院環境学研究科・教授 丸山康司
公益財団法人日本生命財団
環境問題研究助成事務局 担当:吉川