政府の「アクションプラン」が植物科学重視に修正されました
[お知らせ] 2010年6月11日
(社)日本植物学会会員の皆様先日来何度もお願いしてきましたパブコメ投稿や「植物を活かす」シンポジウ ムへの皆様の積極的な活動の結果、平成23年度科学技術関連予算の重点推進 事項を定める「アクションプラン」の修正案が公表され、グリーン・イノベー ションの中で、「バイオマス」「植物科学」をより重視する様に直されまし た。特に、修正案では、基礎的研究として植物科学が明示されている点は特筆 すべきではないかと思います。
グリーンイノベーションのパブコメのトップに「植物科学を利用した技術の 研究も位置づける必要がある」と記載されていますし、3番目には「食料増産 技術、農業技術の研究も位置づける必要がある」4番目に「森林・生物多様性 の保全、自然共生も位置づける必要がある」と書かれていることは、皆様から のパブコメが如何に多かったかと言うことと、それが、実際に施策に反映され たことを示しています。皆様の積極的な参加に心より敬意を表します。今後と も、一緒になって社会への発信を続けていくつもりでおりますので、ご支援をよろしくお願いいたします。
なお、パブコメの結果と修正された「アクションプラン」は以下のサイトで見 られます。
http://www8.cao.go.jp/cstp/budget/aptf/green5/index.html
(社)日本植物学会
会長 福田裕穂