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2013年 年頭のご挨拶

[お知らせ]  2013年1月 9日

公益社団法人日本植物学会会員の皆様

年頭に当たり、新年のお慶びを申し上げます。

 昨年は、3年半にわたる準備を経て、日本植物学会は公益社団法人日本植物学会として生まれ変わりました。これによって、日本植物学会は、広く公益活動をおこなう組織として国に認可され、新たな出発をすることになりました。日本植物学会は、学会活動による植物科学コミュニティーの発展だけでなく、社会に対する植物科学の普及などにもますます力を入れていくことが求められています。大学の法人化以来、すでに私たちは、私たちの学問を発展・深化させると同時に、社会に対してもきちんと発信してきていますので、そのマインドは大きくかわるものではありません。とはいえ、この改革に伴って、たくさんの規約も変えざるを得ませんでした。この規約と現実の運営との齟齬が生じる可能性もまだまだ高いと思っています。学会の執行部としては、しばらくの間は様子を見ながら、規約と運営の間の問題点をあぶり出し、解決の方向に持っていきたいと思っています。

 3.11の大震災からまもなく2年になろうとしています。除染と称して高放射能土壌を川などに捨てていたという問題があるように、復興はまだまだ十分に進んでいるとは言えません。私たち植物科学者は、この問題について常に関心を持って、正確な調査と復興の協力はしていくべきだと考えています。この1つの試みとして、出版は来年になるかと思いますが、福島での植物の放射性物質取り込み調査の結果をJPRの特集号として出版することを考えています。このような国際社会への発信が、国際社会での大震災復興への関心を保ち、国際会との協力の下での真の復興につながるものと思っています。

 今年は巳年。中国でいう小龍。小さいながらも龍の気構えと気品をもった学会として植物学会が今年も発展するよう、皆様の相も変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

(公社)日本植物学会会長 福田裕穂

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