シンポジウム

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9月15日(日) 9:30~12:30 A 会場
「植物環境応答研究のフロンティアを切り開く:高度情報処理出力システムの時空間的・多階層的理解」

オーガナイザー

松下 智直(九州大・院・農), 木下 俊則(名古屋大・トランスフォーマティブ生命分子研究所)

近年の研究により、植物の環境応答では、局所的な制御だけではなく、時空間的な制御が重要な役割を果たしていることが明らかとなってきた。さらに、オーガナイザーの一人である松下らにより、遺伝子の転写開始点制御が植物の環境応答に関与するという新たな概念が提唱され(Ushijima et al., Cell 2017)、植物環境応答研究の新時代が始まろうとしている。本シンポジウムでは、植物の環境応答について先端的な研究を進める研究者による最新の研究成果を発表し、植物環境応答研究のフロンティアについて議論したい。

9:30~9:55 1aSA01 環境刺激に応答した気孔開度の多様な制御機構
木下 俊則(名古屋大・トランスフォーマティブ生命分子研究所)

9:55~10:20 1aSA02 長距離シグナリングを介した植物の栄養環境応答
松林 嘉克,太田 崚友,大久保 祐里,小川(大西) 真理(名古屋大・院・理)

10:20~10:45 1aSA03 篩部で作動する地上部器官の成長・環境対応経路
打田 直行(名古屋大・トランスフォーマティブ生命分子研究所)

10:45~11:10 1aSA04 植物の環境記憶と細胞リプログラミング
杉本 慶子(理研・環境資源科学研究センター)

11:10~11:35 1aSA05 植物の高度環境応答能を支える転写開始点制御
松下 智直(九州大・院・農)

11:35~12:00 1aSA06 RNAポリメラーゼIIによるクロマチン転写の構造基盤
関根 俊一(理研・生命機能科学研究センター)

12:00~12:25 1aSA07 植物ゲノムにおけるトランスポゾン制御と遺伝子の環境応答
佐瀬 英俊(沖縄科学技術大学院大・植物エピジェネティクスユニット)