キャリアアップへの招待
アカデミックなポジションに限りがある中、博士号を取った皆さんがその後どうキャリアをつくっていくかが切実な問題となっています。日本植物学会は2015年の年会(新潟)で「社会から望まれる理学博士!?~意外にあるキャリアパス」と題してシンポジウムを開催し、幅広い分野の方々にご講演いただきました。多くの方が身近に感じる内容からか、当日は盛況で、大変な好評を得ましたが、一方で講演の中身をその場限りにとどめておくにはもったいないとの声も聞かれました。そこで、当日会場に来られなかった方々も含め、出来るだけ多くの人にシンポジウムの内容を知っていただきたいと考え、講演者のうち3人の方々にお願いして当日の内容を記事にしていただきました。皆さんがご自身のキャリアを考える際の一助になればと思います。
- 『博士の専門性とフィロソフィーをビジネスに』
株式会社リバネス 代表取締役社長COO 髙橋 修一郎 - 『高度研究系マネジメント人材としてのリサーチ・アドミニストレーター(URA)~URAとして見えるものと感じるものを大学経営に活かす仕事とは~』
国立大学法人岡山大学 学長特命(研究担当)リサーチ・アドミニストレーター 佐藤 法仁 - 『研究者としての歩み』
株式会社ユーグレナ 取締役 研究開発部長 鈴木健吾