高校生対象企画

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日本植物学会第78回大会 高校生対象企画等のご案内

高等学校等で生物関係の授業ならびに研究指導にあたられている先生方


日本植物学会第78回大会では、下記のとおり高校生を対象とした企画として「高校生研究ポスター発表」(川崎市教育委員会後援)および「日本植物学会員と高校生との交流会」を開催致します。日頃の成果を発表する機会として、またプロの研究者や他校の生徒・教員と議論を深める場としてご活用いただきますようご案内申し上げます。また、一般市民向け公開講演会(参加費無料)を開催致しますのでふるってご参加ください。公開講演会の詳細につきましては、公開講演会ページをご覧下さい。

ご関心をお持ちの先生方や高校生にもお知らせ頂ければ幸いです。


日本植物学会第78回大会 名誉会長 大隅良典
同 大会会長 久堀 徹
同 高校生対象企画世話人 高市真一・井上 和仁・青木俊夫
問い合わせ先メール:bsj2014_high_school@bio.titech.ac.jp



Ⅰ. 高校生研究ポスター発表

  • 日時:2014年9月14日(日)11時-12時30分、表彰式13時30分-14時
  • 会場:明治大学生田キャンパス(〒214-8571 神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1)
    小田急線「生田駅」(準急・各駅停車)下車南口徒歩約10分
  • 発表内容:植物や微生物に関わる未発表の研究
  • 発表形式:ポスターの掲示および説明・質疑応答
  • 表彰:審査により優秀な発表には賞を授与します。
  • 発表申込み方法:「高校生研究ポスター発表申込用紙」と発表要旨原稿を一緒に電子メールでお送りください。下記「高校生研究ポスター発表申込要領」をご参照ください。
  • 参加費:無料。
  • 参加のみの方:当日、ポスター発表受付にお越しください。

Ⅱ. 日本植物学会員と高校生との交流会

日本植物学会第78回大会では、最終日9月14日の高校生研究会ポスター発表、同表彰式に引き続き、「日本植物学会会員と高校生の交流会」を下記の要領で実施致します。植物学会員(植物科学アドバイザー)が自身の研究体験のプレゼンテーションや質疑を通じて、高校生に対して植物科学の魅力、研究の面白さ、次世代の研究者への期待などを語ります。ポスター発表される生徒さんばかりでなく植物科学に興味を持つ生徒さんや先生方の参加も歓迎致します。
交流会への参加には、事前のお申し込みが必要です。

  • 日時:2014年9月14日(日)14時-15時
  • 会場:明治大学生田キャンパス
  • 参加費:無料。
  • 申込要領:本 webサイトから「学会員と高校生との交流事業申込用紙」をダウンロードして記入し、2014年 8月 1日(金)までに電子メール送信にてお申し込みください。
  • 申込み先(問い合わせ先も同じ):bsj2014_high_school@bio.titech.ac.jp
  • 申込を受理したら返信メールを差し上げます。8月10日までに申込受理の返信がない場合は上記の問い合わせ先にご連絡ください。電子メールの不具合等で連絡が必要な場合は、以下のFAXで担当者井上までお知らせください。FAX番号 0463-58-9684(神奈川大学理学部のFAX電話。「生物科学科の井上宛」と明記ください。)
植物科学アドバイザーの紹介
  • A 今市涼子(日本女子大学 理学部 物質生物科学科)
    タイトル:熱帯植物にみる常識破りの形
    内容:世界には私達が普段みることがないような変わった形の植物が存在しています。それら特異な形は、それぞれの環境に適応進化した結果だと考えられています。現地調査、体を作る細胞・組織、遺伝子など、進化の謎解きの実際をご紹介します。

  • B 岩元明敏(東京学芸大学 自然科学系 生命科学分野)
    タイトル:植物の形を”観る” ~植物形態学入門
    内容:植物形態学は、植物の形を明らかにする研究分野です。その研究手法は「目で観察すること」で、基本的には300年間変わっていません。分子生物学が全盛の現代で、植物形態学を研究する意義と面白さをお話ししたいと思います。

  • C 杉本慶子(理化学研究所 環境資源科学研究センター)
    タイトル:植物研究に没頭! 研究者を目指そう
    内容:高校時代から生物の面白さに浸り、研究を進めている皆さんの中には、将来研究者になりたいと思っている人も多いでしょう。皆さんからの質問に答えながら、研究職の魅力とは何なのか、研究者になるにはどうしたらいいのか等々、一緒に考えてみたいと思います。

  • D 種子田春彦(東京大学大学院 理学系研究科 生物科学専攻)
    タイトル:植物の水輸送システム ~大きな体の隅々にまで水を送る~
    内容:植物は小さな芽生えからスタートして、成熟すると大きな樹冠にたくさんの葉をつけます。体の大きさが劇的に変化するなかで、こうした葉の一枚一枚に根で吸い上げた水を運ぶためにどんな機構を持っているのか、考えてみましょう。

  • E 堤 千絵 (国立科学博物館 筑波実験植物園)
    タイトル:木登りした植物の暮らしと進化
    内容:地球上のさまざまな場所で暮らす変わった植物が面白く、そのような植物の暮らしや進化を解明したく研究しています。なかでも木の上で暮らす植物について、研究してきた内容を紹介します。いま直面している課題は子育てとの両立。日々の暮らしを交えてお話したいと思います。

  • F 中川知己(明治大学 農学部)
    タイトル:植物と微生物の関係から学ぶ隣人との付き合い方
    内容:自然界で植物は多くの微生物と共に生育しています。多くは病原菌となることもできる微生物ですが、一部は感染すると植物の生育を促進する有益な微生物です。この“共生”を行う植物は、どのようにして病原菌に対する防御と共生菌の受容を両立しているのでしょうか?

  • G 成川 礼(静岡大学大学院 理学研究科 生物科学専攻)
    タイトル:光合成生物の巧みな光応答戦略 ~光を見て光を食べる~
    内容:光合成を行う植物は、光の色や強さに好みがあります。光を見るタンパク質が、光を情報として捉え、効率良く光合成する(光を食べる)ために、自身の体を最適化します。タンパク質に光を当てる実験を通して、その仕組みを解説します。

  • H 松永幸大(東京理科大学 理工学部 応用生物科学科)
    タイトル:植物細胞が分裂する様子を見てみよう
    内容:細胞は分裂する時に様々なイベントが起きます。その様子を蛍光タンパク質を使用して顕微鏡イメージングできるようになりました。動かない植物も実は活発に分裂しています。そのダイナミクスを見てみましょう。
都合により、植物科学アドバイザーが交代する場合がございますので、その場合はご了承願います。

高校生研究ポスター発表申込要領
  • 本webサイトから「高校生研究ポスター発表申込用紙」をダウンロードして記入し、発表要旨原稿と共に2014年8月1日(金)までに電子メール送信にてお申し込みください。なお、発表申込用紙を更新していますので、最新版をご利用下さい。
  • 発表要旨原稿の作成には「発表要旨の見本」をご参照のうえ、Microsoft Wordのファイルとして作成してください。申込用紙は2ページになってもかまいませんが、発表要旨は1ページにまとめてください。
  • 一つのメールに申込用紙と発表要旨原稿をセットで添付してください。複数の発表を申し込む場合は、発表演題ごとに別々のメールで申込用紙と発表要旨原稿のセットを送付してください。

申込のメール件名と添付ファイル名は以下のようにしてください。

メール件名: ○○高校x
添付ファイル名: 申込○○高校x
要旨○○高校x

(○○:高校名略称、x:複数演題申込の場合、演題を区別する番号)

  • 申込み先(問い合わせ先も同じ):bsj2014_high_school@bio.titech.ac.jp
  • 申込を受理したら返信メールを差し上げます。申込受理の返信がない場合は上記お問い合わせ先にご連絡ください。電子メールの不具合等で電話連絡が必要な場合は、以下の番号で担当者青木までお知らせください。
    0466-84-3800(日本大学生物資源科学部の代表電話。「応用生物科学科の青木」とお伝えください。)
  • 発表申込者にはポスター作成要領をお知らせします。
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