シンポジウム

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本大会では以下のランチョンセミナーを開催する予定です。

ダイバーシティ推進ランチョンセミナー

タイトル:「海外どうですか?〜欧・米・アジア、比べて見えてくる多様な研究ライフ」


9月20日(日)大会2日目 13:15-14:30

今回は、Zoom webinarによる開催となります。日本植物学会第84回大会に参加登録された方はどなたでも本セミナーに自由に参加できます。大会LINC-Bizサイトでアドレスをご確認ください。

【ランチョンセミナー概要】 今年から男女共同参画委員会はダイバーシティ推進委員会に名前を変えての再出発となっています。新しい委員会として最初のセミナーということで、「ダイバーシティ」そのものに焦点を当てることとしました。研究の進め⽅に始まり、語学、グラント獲得、就職、⽣活、育児・・・、国や地域で事情はきっとさまざまなはずですから、ダイバーシティと向き合う上で、日本の現状を把握するだけでなく、海外の多様な実情を知ることが重要と考えました。

そこで今年のランチョンセミナーでは、日本植物学会におけるダイバーシティの現状を俯瞰しながら、3⼈のパネリストからアメリカ、欧州、中国での研究⽣活の様⼦を海外からもオンラインでリアルタイムに伺い、⽐較を通して⾒えてくる⽇本の現状と今後の展望について、皆さんと考えてみたいと思います。せっかくのオンラインセミナーですから、海外で研究をされている方、オンサイトでは参加しづらい方、幅広い層の参加と活発なご意見、お待ちしております。

プログラム:

13:15-13:20 日本植物学会会長 挨拶

三村 徹郎(神戸大学・名誉教授)

13:20-13:30 「日本植物学会におけるダイバーシティの現状」

井川 智子(千葉大学・大学院園芸学研究科・准教授)

13:30-14:30 パネルディスカッション「海外どうですか?」

パネリスト:

豊田 正嗣(ウィスコンシン大学マディソン校、現 埼玉大学 大学院理工学研究科・准教授)

中野 亮平 トーマス(マックス・プランク植物育種学研究所・Department of Plant Microbe Interactions ・Principal Investigator)

山室 千鶴子(福建農林大学 HIST-HBMC・教授)

司会:

爲重 才覚 (横浜市立大学・木原生物学研究所・特任助教)

企業協賛シンポジウム1: イルミナ株式会社

9月19日(土)13:00〜13:40 A会場

「植物学研究を加速するイルミナ次世代シーケンサーの有用性」

李 爽(イルミナ株式会社 営業本部技術営業部 アプライドゲノミクススペシャリスト)

野元 美佳(名古屋大学 遺伝子実験施設)


イルミナ次世代シーケンサー(NGS)は世界で15,000台以上が導入されており(2019年末時点)、植物学分野でも様々な新規発見の促進に貢献している。ゲノム情報の整備から、遺伝子発現解析、メチル化などの発現制御解析、形質スクリーニングまで、目的に合った方法とNGS装置を選択できる。本発表では、まずイルミナNGSの製品ポートフォリオを、続いてNGS前処理であるライブラリ調製キットの最新情報をご紹介する。更に、最も小型で手頃な価格のNGS、iSeq 100にフォーカスしてご説明する。また、実際にNextSeq 550の使用例として、シロイヌナズナの転写補助因子や転写因子のタグ付き組換え植物を用いたChIP-Seqや、ホルモン処理を行ったRNA-Seqについてもご紹介する。

企業協賛シンポジウム2:株式会社パーキンエルマージャパン

9月19日(土)13:40〜14:20 A会場

「Alphaテクノロジーのご紹介」

嘉村 奈美(株式会社パーキンエルマージャパン ヒューマンヘルス事業本部 ライフサイエンス アプリケーション部)

多田 安臣(名古屋大学 遺伝子実験施設)


Alpha(Amplified Luminescent Proximity Homogeneous Assay)は、1994年にUlmanらによってLOCI(Luminescent Oxygen Channeling Immunoassay)法として報告された、ビーズを使った分子間相互作用検出テクノロジーです1)。Alphaでは、FRETと似た近接原理によって分子間の相互作用を検出し、マイクロプレートにドナーとアクセプターの2種類のビーズを「まぜるだけ」で実施します。この洗浄操作を必要としないアッセイは、実験の効率化、自動化につながり、また、高感度、広いダイナミックレンジ、などの特長を備え、幅広い生化学的アッセイに使用されています。本セミナーでは、このAlphaテクノロジーの原理と特長や応用例、パーキンエルマーがご提供する数々のアッセイキットについてご紹介いたします。また、実際の応用例として、Alphaテクノロジーを利用したタンパク質-タンパク質やDNA-タンパク質相互作用についてもご紹介する。

1) Ullman EF, et al. “Luminescent oxygen channeling immunoassay: measurement of particle binding kinetics by chemiluminescence.” Proc Natl Acad Sci U S A. 1994 Jun 7;91(12):5426-30.