特集「30年後の植物科学」
植物科学の最前線(BSJ-Review)10周年記念
「植物科学の最前線(BSJ-Review)」は、先端科学を知るための日本語媒体が少なくなってしまう中で、日本の植物科学の最先端を日本語で読めるものを作ろうと、今から10年前、当時の広報委員会の発案で始まりました。植物学会大会で開催されるシンポジウムテーマについて、演者が総説を書くという形を取っており、会員や一般の方々に広く読まれています。
今回、「植物科学の最前線(BSJ-Review)」が10周年を迎えた記念として、特集「30年後の植物科学」というテーマで、皆さまに自由に将来への希望を語っていただきたいと思います。
30年後の未来の中で輝く植物科学の姿に思いを馳せながら、ぜひお楽しみください。
(公社)日本植物学会 電子出版物編集委員会
カテゴリー
特別寄稿
・大隅良典(大隅基礎科学創成財団) | 私が思う30年後の植物科学 |
大学教員・研究員
・本瀬宏康(岡山大学) | 植物とともに |
・丸山真一朗(東北大学) | 30年後の植物科学、見えました |
・浜地貴志(京都大学) | モデルと非モデルの境界が消える2050年 |
・芦苅基行(名古屋大学) | グリーンマン (上) |
・長谷部光泰(基礎生物学研究所) | グリーンマン (下) |
・森稔幸(順天堂大学) | 30年後の〇〇ーム |
・東山哲也(名古屋大学) | ワクワクする30年後の植物科学と植物学会 |
・三村徹郎(神戸大学) | 「ガイア」との会話 |
・小池孝良(北海道大学) | 木本植物を研究する意義 |
・久米篤(九州大学) | 宇宙植物学の発展 30年を振り返る |
・別所-上原奏子(Carnegie Institution for Science) | 植物が主役になる日 |
・内藤健(農研機構遺伝資源センター) | 植物科学の未来は明るいのか |
・池内桃子(新潟大学) | 心躍る植物科学へ |
・石崎公庸(神戸大学) | 植物の人工進化実験 |
・稲田のりこ(大阪府立大学) | 2050年の植物科学 |
・綿引雅昭(北海道大学) | 植物学者になろう! |
・天野瑠美(京都産業大学) | 発信する科学 |
・佐藤康(愛媛大学) | 植物科学がもたらす豊かさ |
・中道貞子(生物教育研究所) | 中等教育における植物の扱い~現状と展望~ |
・堀口元気(東洋大学) | 植物に学ぶ30年後の植物科学の生存戦略 |
・西山智明(金沢大学) | 遺伝子は何でも調べられる時代からさらに物理化学へ |
・玉田洋介(宇都宮大学) | 生命科学の次なるパラダイムシフトに向かって |
・藤田知道(北海道大学) | 共生と競争の狭間で:植物の声を聞いてみる |
・別役重之(筑波大学) | 30年後のさらにその先の植物科学のために |
・海老根一生(基礎生物学研究所) | 30年後の植物細胞生物学 |
・吉田聡子(奈良先端科学技術大学院大学) | 環境と植物と人と |
・金澤建彦(基礎生物学研究所) | 日本植物学会第114回大会(名古屋) ・会員の集い 学会会長挨拶原文 |
・馳澤盛一郎(法政大学) | 「幻究」 |
・立松圭(基礎生物学研究所) | 植物科学 ☓(インターネット+オンライン)☓ 次の30年 = ??? |
・野田口理孝(名古屋大学) | 植物の魅力一層 |
・村中智明(鹿児島大学) | スペボタ:2050年生まれのプラントハンター |
・村上哲明(東京都⽴⼤学牧野標本館) | 30 年前と30 年後の多様性植物学 |
・渡邊雄一郎(東京大学) | 近未来の植物科学への期待 |
・石川雅也(東京大学) | 次の30 年間に進展・解決を期待すること |
・柿本⾠男(⼤阪⼤学) | ⼈類の将来と30年後の植物科学 |
学校教員
・船津勇一(大分県立日田高等学校) | リンが足りない!?~植物にとって菌根菌は救世主になる~ |
大学院生
・中島耕大(名古屋大学) | 故きを温ねて新しきを知る |
・十川太輔(近畿大学) | Plant Science × Sustainable development goals (SDGs) |
・樋渡琢真(神戸大学) | あこがれの花を庭の木に |