【学術集会】第33回(2017) 京都賞記念ワークショップ 基礎科学部門
[学術集会] 2017年9月21日
第33回(2017) 京都賞記念ワークショップ 基礎科学部門
「植物の生き方を知り地球環境の変化を予測する」
日時:2017年11月12日(日) 13:00~16:50
場所:国立京都国際会館
形式:シンポジウム(受賞者講演グレアム・ファーカー+招待講演4名)
会費:無料
ワークショップウェブサイト:http://www.kyotoprize.org/registration/basic_sciences/
企画・司会 巌佐 庸 [九州大学]
ファーカー博士らは、光合成の過程を定量的に研究し、さまざまな条件でどのような速度で光合成が起こるかを明らかにし、その結果を数理モデルとしてまとめました。本ワークショップでは、受賞者講演に続いて、グレアム・ファーカー博士の業績が、どのようなインパクトを与えてきたかを、さまざまな研究分野の4名の方にお話しいただきます。植物の機能を知ることが生態系の理解や地球環境変化の予測につながることを理解し、生態学や環境学の今後について議論します。
プログラム
開会挨拶 巌佐 庸
受賞者紹介 北島 薫[京都大学]
受賞者基調講演 グレアム・ファーカー[基礎科学部門 受賞者]
「水分と二酸化炭素の交換にあたって、陸生植物は経済的だろうか?」
講演 寺島 一郎[東京大学]
「CO2濃度の増加が葉の光合成と蒸散におよぼす影響」
講演 半場 祐子[京都工芸繊維大学]
「植物生理生態学における炭素安定同位体の利用」
講演 伊勢 武史[京都大学]
「シミュレーションで予測する地球温暖化と生態系のかかわり」
講演 佐竹 暁子[九州大学]
「森が色めく季節を遺伝子発現から知る」
問い合わせ先:公益財団法人稲盛財団 (http://www.kyotoprize.org/registration/basic_sciences/)